近松門左衛門ちかまつもんざえもん
- 時 代
- 江戸時代
- 出身地
- 越前国（福井県）
武士の家に生まれるが、文学の道に進む。20代のころから、歌舞伎の脚本や浄瑠璃の台本を書く。代表作に、「曾根崎心中」、「国性爺合戦（こくせんやかっせん）」、「心中天網島（しんじゅうてんのあみじま）」などがある。
人形に命を吹き込む
まんがは、一部おおげさな表現になっているよ。
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近松の名前の由来
本名は杉森信盛(すぎもりのぶもり)といいます。どうして近松門左衛門と名のったのでしょう。近松は、若いころ近江（滋賀県）の近松寺という寺で古典などの文学を学んでいたといわれています。そこで劇作家になろうという決心をしました。そのため「近松」の名は、この寺にちなんでつけられたといわれています。近松の得意な分野は心中物といって、悲しい運命をえがいたものでした。しかし、これが評判になると、世間では心中が流行しました。そのため、幕府は心中物を禁止してしまいました。