1745 ~ 1818

伊能忠敬いのうただたか

時 代
江戸時代
出身地
上総国(千葉県)

18才で伊能家の養子になる。50才のとき、幕府の天文方、高橋至時(たかはしよしとき)の弟子になり、天文学などを勉強する。56才から、17年かけて全国を測量し、「大日本沿海輿地全図(だいにほんえんかいよちぜんず)」をまとめる。

チャレンジに年齢は関係ない

まんがは、一部おおげさな表現になっているよ。
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幼いころからの数学好き

小さいころから算術が好きだった忠敬は、算術のできる和尚のいる寺に小僧として出されました。しかし、すぐに算術を覚えてしまい、寺から帰されたといわれています。そのころから「自分が学んだ学問で世の中の役に立つ仕事をしたい」と考えていました。しかし、造り酒屋の伊能家の養子に入り、その仕事がいそがしかったため、やっと落ち着いて学べるようになったのは50才になってからでした。その後、56才で測量を始めますが、忠敬が歩いたのは約3万5000km。地球をひと回りするほどでした。

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