
本居宣長もとおりのりなが
- 時 代
- 江戸時代
- 出身地
- 伊勢国(三重県)
商人の家に生まれる。23才のとき、京都で医学と儒学を学び、医者になる。1763年、賀茂真淵(かものまぶち)に出会い、国学の道を志す。1798年「古事記伝」44巻を完成させる。
研究に集中するためのコツ

まんがは、一部おおげさな表現になっているよ。
くわしく学びたい人は、
本やインターネットなどで調べてみよう!
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古事記の研究に30年
「古事記」の研究は、師の賀茂真淵の願いでした。真淵は高齢のため研究を続けられないと思い、それを宣長にたくしました。宣長は、30年の年月をかけて研究を行います。そのとき使われたのは、二階にある四畳半のせまい部屋でした。研究の最中には人が上がってこられないように、階段をはずしたといわれています。そんな宣長ですが、鈴を集めるのが好きで、研究につかれたときには、これをならしてつかれをいやしたといわれています。このことからこの書斎を「鈴屋」とよぶようになりました。