
吉田松陰よしだしょういん
- 時 代
- 江戸時代
- 出身地
- 長州藩(山口県)
身分の低い武士の家に生まれる。1851年、佐久間象山のもとで西洋の学問を学ぶ。松下村塾(しょうかそんじゅく)を開き、木戸孝允や伊藤博文などを育てる。安政の大獄でとらえられ、処刑される。
若さゆえに怖いもの知らず

まんがは、一部おおげさな表現になっているよ。
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松陰の志をついだ明治維新
安政の大獄で処刑されるまでのわずか1年間でしたが、長州(山口県)の多くの下級武士たちが松陰の松下村塾に集まりました。やがて、その中から伊藤博文らの明治維新の指導者を多く出すことになります。松陰は「学者は本を読めばだれにでもなれるものです。しかし、志のない学問はなんにもなりません。」といつも話していたそうです。松陰の志は、若い武士たちに受けつがれ、明治維新の原動力となります。また、この強い志は、自らの処刑の際にもあらわれ、死を前にしても少しも乱れることがなかったといわれています。