1827 ~ 1877

西郷隆盛さいごうたかもり

時 代
江戸~明治時代
出身地
薩摩藩(鹿児島県)

武士の家に生まれる。1866年、薩長同盟を結ぶ。新政府軍の指揮をとり、江戸城明けわたしに成功。のちに、征韓論を唱えて政府と対立する。1877年、西南戦争を起こすが敗れ、自害する。

決意のきっかけ

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人を大切にした隆盛

18才のとき、隆盛は藩の役人として、百姓の監督や年貢の取りたての仕事をしていました。薩摩の土地はやせていて、生産があがらず、百姓のくらしもままなりません。幼いころ貧しかった隆盛は、百姓に同情をよせていました。あるとき、奉行が年貢を減らすようにたのみますが、認められず辞職しました。隆盛はこれを見て「敬天愛人(天を敬い、人と深く温かい心で接する)」という思いを強くしました。西南戦争を起こしたのも、新政府の政策により、下級士族たちが苦しんでいるのを知っていたからでしょう。

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