1835 ~ 1901

福沢諭吉ふくざわゆきち

時 代
江戸~明治時代
出身地
大阪(大阪府)

身分の低い武士の家に生まれる。緒方洪庵(おがたこうあん)の適塾で学ぶ。その後、自分でも塾を開く。三度にわたり欧米を旅行し、「西洋事情」「学問のすゝ(す)め」などを書く。慶應義塾大学を開く。

めいしんなんて

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合理主義の諭吉

「学問のすゝ(す)め」を書き、西洋のものの考え方を日本に持ちこんだ諭吉ですが、幼いころからそれを取り入れるもとが育っていました。ある日、兄の持っていた書類を思わずふみ付けてしまいました。それを見た兄は「殿様の名前をふみ付けるとは何ごとか。ばちがあたるぞ」と言いました。諭吉は、そんなことあるものかと思い、自分で神様の名前を紙に書いてふんでみました。それでもばちがあたらなかったので、迷信のようなものを信じなくなったといわれています。

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