1840 ~ 1931

渋沢栄一しぶさわえいいち

時 代
江戸~大正時代
出身地
岡部藩(埼玉県)

裕福な農家に生まれる。青年時代、明治政府に招かれて大蔵省の官僚(かんりょう)となるが、役人を辞めて実業家の道を歩む。日本で最初の銀行をつくったほか、500以上の会社の創設・育成に関わったといわれている。

栄一とライバル

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世のためになる企業家であれ

栄一は、企業には利益を求めるとともに、道徳の心が必要であると考えていました。そのため、実業家でありながらも、福祉事業や国際平和に力をつくしています。1923年に関東大震災が起こったとき、栄一は東京にある事務所にいました。当時83才という高れいで、自らも被害にあいましたが、震災のあとすぐに、救護と復興のための組織を立ち上げました。また、人々に寄付金をつのったり、海外の友人から多くの資金や物資を集めたりして、復興のために精力的に働いたそうです。

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