1855 ~ 1911

小村寿太郎こむらじゅたろう

時 代
江戸~明治時代
出身地
飫肥藩(宮崎県)

1901年、外務大臣になる。1902年、日英同盟の成立に努め、1905年には日露戦争のポーツマス条約を結ぶ。1911年、関税自主権を回復させ、条約改正を成功させる。

努力が生んだ 強い外交官

まんがは、一部おおげさな表現になっているよ。
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天井を見つめ日本を考える

アメリカに留学した寿太郎は、勉強熱心で、大学の授業のあとも図書館で本を読むという生活を続けました。あまりに本を読みすぎたため、目を悪くしてしまい、医者から「夜、本を読まないようにしなさい。」と言われました。ある夜、友だちが寿太郎をたずねると、長いすに横になって、じっと天井を見つめています。友だちがたずねると、「夜は本が読めないので、昼間に読んだ本を思い出して、外国とともに発展する新しい日本のことを考えているんだ。」と言ったそうです。

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