
鑑真がんじん
- 時 代
- 奈良時代
- 出身地
- 唐(中国)
唐(中国)で生まれ、701年に出家して僧となる。742年、日本に行く決心をするが失敗を重ねる。753年に来日し、仏教文化や医学の知識などを伝える。759年、唐招提寺(とうしょうだいじ)を建立する。
命をかけた航海

まんがは、一部おおげさな表現になっているよ。
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あやうかった鑑真
鑑真は55才のとき、日本へ行くことを決意しました。日本から遣唐使船に乗って訪れた、僧の栄叡(ようえい)と普照(ふしょう)のすすめによるものでした。しかし、鑑真を引きとめようとする弟子にじゃまをされ、渡航は失敗。その後も4回、悪天候などで渡航に失敗します。この間に栄叡はなくなり、鑑真は目が見えなくなりました。鑑真が66才のとき、6回目の航海でようやく日本にたどり着きました。実は、この渡航も失敗と紙一重でした。船が沖に出ると強風が吹き荒れ、仲間の船は遭難しました。鑑真の乗った船も漂流しながら、奇跡的に現在の鹿児島県南さつま市坊津町にたどりついたといわれています。