966 ~ 1027

藤原道長ふじわらのみちなが

時 代
平安時代
出身地
京(京都府)

藤原兼家(ふじわらのかねいえ)の四男として生まれる。むすめ彰子(しょうし)を一条天皇のきさきにしてから、次々にむすめを天皇のきさきにしていく。1016年には、後一条天皇の摂政となり、藤原氏中心の政治を行う。

道長を支えた陰陽師

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呪いの時代

道長が活やくした時代は、はなやかな貴族の時代とともに呪いの時代だったともいわれています。死んだ人々がたたりを引きおこすと信じられていました。貴族の生活にも1日の占いを行うということが日課にあったほどです。道長は、出世のために他の貴族を退けたため、多くの人からうらまれたようです。あるとき、道長が暗殺されかけたときに、救った人物がいました。陰陽師の安倍晴明(あべのせいめい)です。その後、道長は晴明の予言をたよりに、政治にたずさわるようになったといわれています。

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