
清少納言せいしょうなごん
- 時 代
- 平安時代
- 出身地
- 不明
歌人清原元輔(きよはらのもとすけ)のむすめ。当時の女性としては、めずらしく漢文も読みこなした。一条天皇のきさき定子(藤原道隆のむすめ)に仕え、そのときのことを「枕草子」にあらわす。
今にも伝わる感性

まんがは、一部おおげさな表現になっているよ。
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紫式部と清少納言
ともに後々まで語られる大作を残した紫式部と清少納言。小さいころから書物を読み、周囲の人たちをおどろかせたことは有名です。二人とも宮中で天皇のきさきに仕えていました。何事にもひかえめな紫式部に対して、清少納言は自分の意見をはっきり述べたといわれています。気の強いイメージのある清少納言ですが、仕えていた定子が、父の死によって、宮中のわきに追いやられたときも、最後までけんめいに仕えたといわれています。定子がなくなったときはたいへん悲しみ、宮中を去ったそうです。