
北条政子ほうじょうまさこ
- 時 代
- 平安~鎌倉時代
- 出身地
- 伊豆国(静岡県)
北条時政(ほうじょうときまさ)の長女。1177年、伊豆に流されていた源頼朝とけっこん。1199年、頼朝がなくなると、尼となって、政治の実権をにぎる。1221年の承久の乱(じょうきゅうのらん)では、御家人をまとめ、幕府を守る。
武士をまとめた尼将軍

まんがは、一部おおげさな表現になっているよ。
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父に反対されたけっこん
政子の父の時政は、頼朝とのけっこんに反対しました。そのころの伊豆は平氏の勢いが強かったからです。実は北条氏も平氏の流れをくむ豪族でした。そのため、時政はあわてて政子を平氏の血筋の者とけっこんさせようとしました。しかし、政子はある雨の激しい夜に家を出て頼朝のところへ行ってしまいました。それを知った時政は、あきらめて二人のけっこんを認めたそうです。頼朝の死後、子の頼家や実朝が将軍になると、政子はその後見人(こうけんにん)として力をふるい「尼将軍」とよばれたそうです。