
北条時宗ほうじょうときむね
- 時 代
- 鎌倉時代
- 出身地
- 相模国(神奈川県)
北条時頼(ほうじょうときより)の子として生まれる。1268年に執権となる。1274年、1281年の二度にわたる元軍の襲来を、御家人の力をまとめ、退ける。
隠れた才能

まんがは、一部おおげさな表現になっているよ。
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周囲をおどろかせた小笠懸
時宗が11才のときのことです。将軍の前で武将たちが笠懸(かさがけ)を行いました。いよいよ、小笠懸(こがさがけ)を行うことになりました。この的がとても小さいので、みな自信がなく、しりごみをしました。そのとき、父の時頼が自分の息子である時宗を指名しました。時宗は用意された馬で走り出しました。習わしにしたがって的の前で馬を止めようとしましたが止まりません。そこで、かけぬけながら的を射ぬきました。人々は歓声をあげましたが、馬を止められなかった時宗はそのまま家に帰ったそうです。