
雪舟せっしゅう
- 時 代
- 室町時代
- 出身地
- 備中国(岡山県)
武士の家に生まれる。京都の相国寺(しょうこくじ)で、周文(しゅうぶん)に水墨画を学ぶ。1467年、明(中国)に行き、修行を重ねる。帰国後「山水長巻」「秋冬山水図」「天橋立図」などをかく。
認められた才能

まんがは、一部おおげさな表現になっているよ。
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なみだでかいたねずみ
雪舟は宝福寺(ほうふくじ)で小僧をしていたころ、寺の修行をなまけていつも絵ばかりかいていました。それをみかねた和尚が、本堂の柱に雪舟をしばりつけてこらしめようとしました。日が暮れ、そろそろ反省したころかと和尚が本堂に行くと、雪舟の足元に一ぴきのねずみがいました。あわてて、追いはらおうとしましたが、そのねずみは動きません。よく見ると、それは雪舟が自分の落としたなみだを足の指先につけてかいた絵でした。それ以後、和尚は雪舟が絵をかくのを許したそうです。